【ブログ】登山でジビエ。猪ハンバーグ in オンソリ山

こんにちは、登山が趣味の食堂スタッフNです。今回は山ごはんがテーマです。
日頃より店頭の商品を見ながら、これを山で食べてみたいなぁと思っていました。
当店のお客様にも登山好きの方が多いんじゃないかなと思います。
山頂でシカやイノシシ肉を食べる!考えるだけでワクワクしますよね。
春が来て雪も解けてきたので、そんなささやかな望みを叶えにいってきました。

山立ジビエのラインナップから選んだ商品はこちら。

猪ハンバーグ。イノシシ肉100%ですよ。2個入って980円(税込)。

自宅で焼いて大根おろしとポン酢ソースで食べてもおいしかったですが、今回は登山前日に当店の料理長が特製トマトソースの煮込みハンバーグにしてくれました。
当日はそれをフライパンであたためるだけ。簡単、豪華、絶対おいしい・・・!

カタクリ群生地で絶景を味わう

今回の山はオンソリ山です。当店からも3㎞ほどの身近な場所ですね。
ここの名所といえば言わずもがな、カタクリ群生地。
今年は雪が多くて開花が例年より遅かったのですが、ちょうど見ごろを迎えそうな日に行けることになり期待感が高まっていました。
天気は少し雲があるけど晴天。雨の心配もなさそう。

白山里さんの駐車場に車を止めさせていただき、登山口まで2kmほどロードを歩きます。平日にもかかわらず多くの車が止まっていました。 右手に瀬波川キャンプ場が見えてくるとその向かい側に登山口。登山道を少し進むと、すぐに斜面いっぱいに広がるピンク色の絨毯が目に飛び込んできます。

うっわー・・・!!言葉になりません。
前日の某新聞に掲載された記事によると、約3ヘクタールも広がる群落だそうですよ。

この日は仲間たち5人の登山。群生地にいるあいだ全員とにかく感嘆しきりでした。登山が始まる前にもう胸がいっぱいになります。
でもおいしいごはんのためには少し運動しなければいけません。カタクリは下山時にまたゆっくり拝ませていただくことにして、いざ山頂めざして登りはじめます。

白山を眺めながらほっとひと息

山頂までの距離はそんなに長くないですが急な登りが続くので、休みながらゆっくり歩きます。イワウチワやタムシバなど春のお花が迎えてくれます。

そしてじきに白山展望地点が訪れます。

ああ、今日もありがとうございます。突然すべてに感謝したくなるのはなぜでしょう。
白山の雪も徐々に解けてきていますね。春スキーを楽しんでらっしゃる方もいるのかな。

ここで数分休んだら、もう山頂めざして進むだけ。おいしいお肉が待っているぞ。

山頂で食べたらほっぺたが落ちた

山頂が近づいてくると残雪が増えてきました。ひんやりと冷たい風があたって、ブナや残雪がつくる春の景色はなんとなく静かな気持ちにしてくれます。

仲間たちはスキーやスノーボードが大好きなので、雪が出てくるとうれしそう。
最後はゆるやかな登りで、足元が雪でもそんなにきつくなくキャッキャとはしゃぎながら進んでようやく山頂に到着。
まずは集合写真を撮ったあと、みんないそいそとお食事準備。
わたしもバーナーとフライパンを用意して、いざ猪ハンバーグを取り出します。

フライパンの上であたためてグツグツ。トマトソースいい香り~。
じっくりと煮込んできたので火のとおりを心配しなくていいのはありがたいですね。
もう十分あたたまったかなー、ってところでひと口食べてみます。
100%イノシシ肉なのでゴロっとした歯ごたえを感じながらも柔らかく、臭みはゼロ。トマトソースとからんでコクのあるジューシーなおいしさ!山で仲間と食べると、体感さらに2倍はおいしい。

仲間がサンドイッチの具材を持ってきていたのでバゲットでチーズ・レタスと一緒にはさんで、スペシャル山サンドのできあがり。チーズと合う~。幸せ~。仲間たちも喜んで食べてくれました。

デザートに仲間のつくった手作りパンとスイーツ、コーヒー。
これで今日の山ごはんはおしまい。とっても素敵な時間でした。

来た道の急な下りを注意しながら歩いて、再びカタクリ群生地へ。
日が陰ってきたので花びらは全開ではなくなっていましたが、それでもきれい。じっくりと眺めて、名残を惜しみながらカタクリとお別れしてきました。

楽しい登山のお供にジビエ、最高です。次はなにを食べよう!

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